Theatro Municipal
我が街リオデジャネイロの市民劇場(Theatro Municipal)が改装工事に入って1年半、やっと先月末にオープンしました。といっても、まだ完璧ではなく、ブラジルお得意の見切り発信です。(笑)なんとかコンサートが出来るようになった、というところでしょうか。外にはまだ足場が組まれていたり、クレーン車があったりと、まだまだ完成には時間がかかりそう。でも100年前にパリのオペラ座を模倣して建てられたというこの劇場、すっごく綺麗です!
少し中をご紹介しましょう。
そんな状況の中、Rio Folle Journée(クラシックの音楽祭)が始まりました。この音楽祭は、日本でも5月に行われていますよね。そして昨夜、そのオープニングコンサート、Nelson Freireのピアノを聴きに行ってきました。日本にいる頃はこのピアニストの名前さえ聞いた事ありませんでしたが、ブラジルを代表する素晴らしいピアニストです。リオではほとんど弾かないし、弾く時はチケットを取るのも大変なんですが、友達がなんとか一番上の4階席のチケット獲得に成功、ショパンのコンチェルト第2番を聞いてきました。
今夜は同劇場でオペラ「Il Trovatore」を観に行きます。そして土曜日はEPMのバンダゥン(数百人による大合奏)がRio Follle Journéeに参加。会場はUNI-RIOです。リオにおられる方はぜひお越し下さいね。今週は音楽三昧です!
by chorona
| 2010-06-04 00:39