熊本尚美のリオデジャネイロショーロ事情

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皇太子徳仁親王殿下に捧げるショーロの夕べ

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気がついたらもう一週間も経ってしまいましたが、先週の火曜日、「皇太子徳仁親王殿下に捧げるショーロの夕べ」が無事に執り行われました。
場所は、在リオ日本総領事公邸サロン。きれいな響きの良いサロンに私、Mauricio Carrilho, Luciana Rabello, Pedro Amorimというメンバーで、移民百周年にちなみ100年前ごろに演奏されていたであろうと想像される曲を6曲と、メンバーで共同作曲した「皇太子殿下に捧げるショーロ」の計7曲を演奏しました。
これは実は公式行事ではなく、全くのクローズでまさしく殿下に捧げるための演奏会でした。客席にはほんの20人ほど、殿下は私たちの真ん前にお座りになり、私はかなり緊張してましたが、なんとか最後まで持ちこたえることが出来ました。
領事館に私が喋らなくても良いように配慮して欲しい、とお願いしたのですが聞いてもらえず、喋らなきゃいけない羽目に。
最初のご挨拶は失礼がないようにと紙に書きました。(いつも行き当たりばったりな私、こんな事したのは初めてです)が、その先も作曲者の紹介や、楽器の紹介などしなければいけなかったので、結局は殿下に向けてショーロについて語りながら進行しました。
殿下にはとても気に入っていただけたようで、我々も良い雰囲気に囲まれて演奏することが出来ました。
殿下がヴィオラを演奏されることは知っていたので、私たちの作ったショーロの楽譜をヴィオラ用にハ音記号に書き換えて印刷しプレゼント。ほんとは直接プレゼントを渡す行為は禁止なんだそうですが、殿下は嬉しそうに受け取ってくださり、封筒を開けて楽譜を取り出してご覧になりました。この瞬間が一番嬉しかったです。

しかし、私の気疲れは相当なものだったようで、終わってからはメンバーと我が家の近所にある行きつけのバーAdega do Jucaに行き、別の現場で仕事をしていたPaulo Aragao達とも合流し、いつもの場所でいつもの仲間達と会ってどんなにホッとしたことか。「リラックスしたいの。今日は飲むぞー!」と豪語しその通り飲みフラフラで帰宅。

興味のある方用に演奏曲目リストをあげておきます。
我々を除くすべての作曲家が19世紀後半に生まれています。

1.Hilda (Mario Álvares de Conceição)
2.Floraux (Ernesto Nazareth)
3.Sonhando (Chiquinha Gonzaga)
4.Santinha (Anacleto de Medeiros)
5.Zinha (Patápio Silva)
6.Um Choro para o Príncipe Naruhito (Pedro Amorim, Naomi Kumamoto, Maurício Carrilho)
7.Língua de Preto (Honorino Lopes)
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by chorona | 2008-07-02 01:55
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