熊本尚美のリオデジャネイロショーロ事情

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Domingos Martins

昨夜は、Espirito Santo州Domingos Martinsという街で、パウロとのデュオコンサート。
お昼頃飛行機でリオを出て、空港のあるVitoriaからさらに車で1時間山を登って到着。少しホテルで休憩して、練習して、会場に向かいました。
この時期は、ブラジルでは各地で「冬のフェスティバル」というのが行われていて、私達もそのフェスティバルに参加したわけですが、この街ではとにかく催し物が多かったみたいで、野外の特設ステージを二つも発見したし、屋台は一杯出てるし、道には人がたっくさん歩いてるし。
私達のコンサートは小さな教会で行われたのですが(生音!最高!)、私達の前にもコーラスグループの演奏があり、ステージのセッティングも何も出来ず、おまけに控え室もなく、お客さんは一杯で、この寒さの中、外で出番を待つ羽目になりました。
手は冷え切り、体も冷え切り、最初の2曲ほどは私もパウロも指の動きが鈍くて少々どぎまぎしましたが、だんだんお客さんの暖かい拍手に励まされてなんとか調子を上げることが出来ました。
前のコーラスグループが「アクアレラ・ド・ブラジル」という超有名曲をやり、大受けし、心配したパウロが「もし必要を感じたら、誰でも知ってる曲を一曲やろう」などと珍しく言いだし「カリニョーゾ?ラメントス?それとも1X0?」なんて会話もあり。
そんなことは滅多に考えないのが我々の方針、いつも誰もやらない曲で良い曲ばかりを選んでプログラムを組むのですが、さすがにパウロは心配になったみたい。私はそうでもなかったんだけど。
でも、それも取り越し苦労だったようで、最後まで楽しんでいただけたようでした。

終演後には、思いがけず日本語で話しかけられびっくり。ジャイカの日本語教師としてブラジルにやってきたという二人の日本人女性と知り合いました。
市役所の文化担当の方からは「来年はぜひフルートのワークショップもやってください」との依頼もあり、実現したらいいなあ、と今から楽しみにしています。

リオの外でショーロを演奏するというのは、ほとんど外国でやるのと同じような感覚なのです。やっぱりリオはショーロの街なんだな、って感じます。不思議なものですね。
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by chorona | 2007-07-30 09:09

寒い!

大寒波です!
急に昨日から冷え込んで、今日の午後は寒さが耐えられなくて気分悪くなっちゃった。
ここは、日本のように寒さ対策がなされていないので、より寒く感じます。家はその辺隙間だらけ、オマケに我が家は窓のない所(作業場)があるし、もちろんストーブなんてないし。。。
そんなことで、初めてリオでブーツ(日本から持ってきてた)を履いてみました。カリオカが、少し冷え込むと革ジャン来たりブーツを履いたりする気持ちが、最近やっとわかるようになってきました。季節にあまり変化がない場所だと、年中同じような格好をしてるんですよね。だから寒くなって、普段使わない物が使えることがとっても嬉しく感じるわけです。

さて、明日はリオから北上し、Espirito Santoというところへ行ってきます。Paulo Aragãoとのデュオです。日本帰国用に作ったデュオでしたが、今回ブラジル国内で初めてこのデュオのコンサートをやります。この間は、リオでパウロに私のコンサートに出てもらって2曲だけやりましたが、明日はフルです。日本ではやらなかった新曲も3曲用意しました。楽しみです〜〜。
ほんとは、この終末、マラカナン球場で行われるパン・アメリカン閉会式での演奏なんて仕事も飛び込んできたんだけれど、このコンサートのため参加は無理でした。正直言うと、ちょっと色気心があったんだけれど。だって、マラカナンで演奏なんて、まあ滅多に無いことでしょう?
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by chorona | 2007-07-28 10:28

Camerata no Pan

ラヂオは本日無事終了、演奏はなかなか良い出来だったと思います。
そして明日は、パン・アメリカン選手村で我々カメラータは演奏します。というのも、パンとショーロ学校はスポンサーが同じなので(ペトロブラス社)、スポンサーサービスで無償奉仕演奏なのです。
出入りのチェックがとっても厳しく、どんなことになるか少々不安ですが、楽しんできたいと思います。
ところで、日本ではパンアメリカンについてのニュースは流れてるのかしら?
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by chorona | 2007-07-21 11:11 | EPM(ショーロ学校)

Radio Nacional

先週は我々がやっているラヂオの公開生演奏番組で演奏してきたのですが、ここに宣伝するのを忘れてしまいました。毎週、テーマを変えてお送りしていますが、先週は「リクエスト集」ということで、毎回電話でリクエストされる曲ばかりを演奏いたしました。と言うのも、毎回テーマがあるので、なかなか即座にリクエストに応えることが難しいのです。
「リクエスト集やりたい!」と立候補までしてやらせてもらったのは、きっとピシンギーニャや古い有名な曲が沢山あるだろうと思ったから。普段の活動ではそういうのをやる機会がなく、少し寂しい思いをしてたのです。ところが! ふたを開けてみると、知らない曲がいっぱいで、ピシンギーニャはたった2曲だけでした。そうそう、そう言えば私の曲「2x0」をリクエストしてくれた人が居たらしく、とっても嬉しい思いもしました。マウリシオの曲は一曲もなかったのに、、、なんて自慢したりして。

今日も今からラヂオです。
今日は、カメラータというショーロ学校の弦楽オーケストラ。実はどさくさに紛れて、パウロ他講師陣から無理矢理指揮を押しつけられてしまったのです。。。。
と言うことで、今日は学校の外での指揮者デビュー。わぉ〜、そんなこと日本でもかんがえたことなかったのにな。指揮はあまりしたい役割ではありませんが、長い間オーケストラで演奏してきた経験が大いに活かす事が出来て嬉しいです。
土曜日日本時間で午前5時から、そして月曜日午前8時から再放送です。インターネットで聞けるので、是非聞いてくださいませ。

http://www.radiobras.gov.br/ →RADIO NACIONAL AM RIO → AO VIVO です。
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by chorona | 2007-07-21 02:30 | Radio Nacional

わかるかな?【パン・アメリカン用リオ市内整備】

マウリシオから送られてきたメールより。
この意味、わかる人にはわかるかな? 笑えた人は是非メッセージを残してください。私も二つほど、まだ笑えないものが。。。
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by chorona | 2007-07-13 11:23

Paraty~Roda

 非常に濃い終末でした。
 まず金曜日、Paratyという街へ行ってきました。距離は車で4時間ほど。Cafe Paratyで行われるCristina Braga(http://www.cristinabraga.com/)というハープ奏者のライブに出演するためです。彼女はブラジルを代表する超有名なハープ奏者で、今回が初共演。リオ市民劇場オーケストラのハープを担当するほか、ソリストとしてオケをバックに協奏曲も弾く、そしてボサノバ・サンバ〜ショーロ、ブラジルのインディオ音楽、ノルデスチの音楽など、ポピュラー音楽も弾きます。歌も歌うし、コードが読めてアドリブも出来る。その上レベルがトップクラス。こんなハープ奏者はいままで見たことがありません。クラシックとポピュラーの垣根が低い国=ブラジルならではですね。
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↑Paratyの市街地。こういう建物が並ぶ一角にCafe Paratyがあります。

 午前中にリオを出て午後2時頃にParatyに到着。お昼を食べてサウンドチェック。しばらく休んで夜の11時過ぎの開演。(遅い!) 「夕方に始まるライブだから日帰りだ」って言う話で引き受けたのに、前日にこんなに遅い時間に開演と言うことを知らされ絶句。なぜかって、翌日土曜日はショーロ学校今学期最終日だったのです。(授業は9時開始!)学校の事務局には「午前中の授業は抜けても良いけど、12時からの大合奏発表には絶対に戻ってこい」と言われ・・・・・。

ライブは、ハープ、コントラバス、ドラムスにフルートという編成です。こんな編成で演奏したことは今までかつてありませんでしたが、想像以上に楽しいライブでした。もちろん、演奏スタイルが全く違うので、私がライフワークとしてやっている音楽をそのまま持ち込むことは出来ませんでしたが、まあなんとか彼らの音楽の上に乗っかることくらいは出来たんじゃないかと思います。彼らも私のフルートをたいそう気に入ってくれたようでした。

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↑この写真はそのドラム奏者が持ってきたドラム。マラカトゥに使う太鼓を作る人に同じ素材でドラムを作ってもらったそうです。音はとってもまろやか。金属的な音がほとんどないので(ほとんど、というのはスネアだけは普通のスネアだったから)、アコースティック楽器と美しく響きます。正直言ってドラムという楽器はあまり好きではないのだけれど(ゴメンナサイ!)、この楽器は気に入りました。奏者(Joca Moraes)が良かったのは言うまでもありませんが。。。
左に見えるのは、世にも珍しい青いハープ。これも私の人生初めて見るもの。

楽しく演奏をし、晩ご飯を食べて宿泊先に戻ったらもう夜中の2時半。それからシャワーを浴びて寝て、午前7時には起床。12時にリオに着くためには8時に出発せねばなりません。

↓帰り道途中に寄ったドライブインで見つけたとってもトロピカルな木
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頑張ってリオに戻ったけど学校に着いたのは12時半。もう既に大合奏の発表会は始まってましたが、楽器を持ってフルートパートにもぐりこみなんとか一緒に演奏することが出来ました。
その後、慌ててお昼ご飯を食べに行き、2時からCamerata(弦楽合奏)の練習、4時からその公開練習、と休む暇なく働き続け、いったん自宅へ戻ってシャワー、そしてマウリシオ宅で行われたプライベートな学校今期終了打ち上げ&リオに遊びに来ていた大阪の7弦ギタリスト山田裕くんのお別れホーダへ。
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延々夜中の2時半くらいまで、講師と生徒と混じっていい雰囲気のホーダが繰り広げられました。生徒が我々のホーダで演奏するってのはいままであんまりなかったので、改めて彼らの成長ぶりを見ることが出来てちょっと感動。知らず知らずのうちに月日が経ったのですね。

という、長〜〜〜い一日を終え帰宅し爆睡。翌日曜日も休むことなくミュージカル仕事へ。来週もまだ止まることは出来そうにありません。ふぅ。


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なぜかギタリストの多いホーダでした。
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by chorona | 2007-07-09 12:15

Roda na praça em São Pedro

今年2月に催された「第3回ショーロフェスティバル」でのホーダ・ヂ・ショーロ。みんなでホテルから街に出て、朝の公園で清々しいひとときをショーロと共に過ごしました。曲はピシンギーニャの「Cheguei」。


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by chorona | 2007-07-06 03:49
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フルーティスト熊本尚美がリオからお届けする最新ショーロ情報


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