熊本尚美のリオデジャネイロショーロ事情

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Inédito de Jacob do Bandolim vol.2

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昨夜、デオ・ヒアンの「ジャコー・ド・バンドリン未発表曲集vol.2」発売記念コンサートが Sala Cecilia Meileres にて催されました。1980年にデオが録音した同名LPに続く第2弾です。

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デオは派手な活動はせず、普段は息子ブルーノがステージで演奏する姿を横で見ているいいお父さんですが、この日はデオとノイチス・カリオカスが主役。ゲストも多数、途中でデオの古い映像が流れたり、と盛りだくさんの内容でした。もちろん親子競演もあり。客席にはわんさかショーロのミュージシャン。

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会場があまりにも冷房が効きすぎていて(これ、ここの悪い癖。)、調子が悪くなってしまい、ほとんど誰とも話をせずタクシーをひらって速攻で帰ってきましたが、あの後きっと大宴会へ流れたに違いありません。

さて、早速昨日ゲットしたCDを、これからゆっくり聞かせて頂くことにしますが、しかし、最近のリオはどうなっちゃてるんでしょう、と思うくらい、ショーロ界、とっても活発です。
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by chorona | 2007-09-14 03:57

ブラストライブvol.4 ~ Chorinho pra você ~

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すっかりお知らせするのを忘れておりましたが、ブラストライブvol.4がすでに発売されており、今回はジャイミ・ヴィニョーリのアレンジで、ブラスバンド用「Chorinho pra você」を掲載することに・・・・なってたはずが、今回は楽譜は全部(メロディ&コード譜含)ブラストライブのサイトに掲載されています。その代わりに雑誌内には、今年2月に行われた第3回ショーロフェスティバルのレポートが載っています。写真もあるので、良かったら見て下さいね。

それから、私のHP内にはその「Chorinho pra você」の参考映像がアップされています。そちらの方もぜひご覧下さい!
http://www.choro-flauta.com
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by chorona | 2007-09-13 00:27

9月9日、ホーダ・・・やめてコルコヴァード

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                         (夕暮れ時のキリスト像)

独立記念日の金曜日から3連休の先週末。今年最高のお天気に恵まれました。爽やかで暑くも寒くもなく、普段はとっても出不精な私も出かけたくなるような気候です。
その連休最後の日曜日、マウリシオ宅でホーダ・ヂ・ショーロが行われました。実はマウリシオ、イラン(!!)に演奏旅行に出かけていて不在だったんだけれど、諸事情により、奥さんが義母の反対を押し切って(うわ〜こわ〜〜)、マウリシオの家でやらざるを得なくなったという曰く付きホーダ(諸事情は割愛)。

私の家からは、車だと10分もかからないくらいの距離だけれど、歩くと30〜40分、しかもきつい坂を上がっていく。普段はタクシーを拾うか誰かの車に乗っけてもらうかするんだけど、この日ばかりはお天気に誘われて「よし、歩いていこう!」と。「でも楽器持っての徒歩は辛いな」ということで、何の迷いもなく手ぶらで出かけました。最近、ホーダは演奏するより飲みながら聞いてる方が好きなことも手伝って。

Bobó de Camarãoという本日スペシャルノルデスチ料理を頂き、しばらくするとホーダが始まりました。やっぱり外に出たいなあ、なんて外を眺めているうちに「コルコヴァードに登ろうよ」と暇をもてあました子供達。冗談半分で言った子供達に対して、待ってました!と言わんばかりに「じゃ、行こう!」と立ち上がった私。高校生3人と6歳のマウリシオの末っ子を連れて、コルコヴァードへタクシーで上がりました。

麓はあんなにお天気が良かったのに、夕暮れの山の上は霧がかかって寒い寒い。でも、外で風に吹かれて、綺麗な景色を眺めて、言うこと無し。ほとんどの時間は、子供達の写真を撮る係のおばさんと化してましたが。。。それがまた楽しい。幸せ。

子供達が騒ぐ中、慌てて録った数少ない風景写真。見て下さい、この景色。上手く伝わるかな?
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リオは治安が悪く危険な街、騒音だらけでうるさい街、なんだけど、そのすべてを包み込んでしまうほどに美しい自然に恵まれた街でもあります。

この日はホーダを、ショーロを離れて、散策に出かけて大正解でした!
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by chorona | 2007-09-11 06:19

9月7日、ブラジル独立記念日、Rancho Flor do SerenoのCDです!

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私が参加するカーニヴァル用ブラスバンド:Rancho「Flor do Sereno」のCDが遂に出ました!記念コンサートが先週末金曜日、コパカバーナで行われました。Rancho(ハンショ)とは、カーニヴァル時に、オーケストラを率いて練り歩いていたグループのこと。ちなみにBloco(ブロッコ)は、パーカッションのみのグループを指す言葉らしい。(かく言う私も、恥ずかしながらこの日にその差を知りました。)

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それはそれは古いスタイルで、今はもうほとんど見かけないんだけれど、「終わらせてはいけない!」という Elton Medeiros の発案を元に結成されたバンドが Flor do Sereno。私は知らず知らずのうちにメンバーになってたんだけど、結成は私がリオに引っ越してくる4年前の2000年。

CDのレパートリーは、ほとんどがこのグループのために作曲された新曲で、美しい曲、楽しい曲がい〜っぱい詰まってます。私ももう何回聞いたことか。その中でも大ヒットしてるのが、Mauricio & P.C.Pinheiroの「São Jorge Guerreiro」。今までポルトガル語の歌詞を覚えたことなんて一度もない私でさえも歌いたくなってしまう、そんな曲です。しかも歌詞が覚えられたんです!私が唯一歌えるカーニヴァル曲です。(笑) もしこの曲が、いや Mauricio が Pixinguinha や João da Baiana の時代に生まれていたら、Yaô や Benguelê の様に後世まで歌い継がれる名曲になっていたに違い有りません。でも、100年後には同列に並んでるかな。それは古くさいという意味ではなく、伝統を壊すことなく21世紀に生まれた新曲だと言うことです。

E.Nazareth の Ameno Resedá という曲は、ショーロ好きの皆さんならご存じだと思いますが、実は Ameno Resedá と言うのは、ちょうど私が住む地域にあった Rancho の名前だったそうで、Nazareth がその Rancho に捧げて書いたのは言うまでもありません。そして今年2007年は Ameno Resedá 100周年。その100周年を記念して、我々もこの曲を録音しました。アレンジは Paulo Aragão。さすが Paulo,お見事!

この曲ともう一曲、こちらのサイトで試聴、ではなく2曲とも丸ごと聞けます。(さすがブラジル!)
ポルトガル語がわからなくても大丈夫。曲名を探してクリックしてください。
http://www.joaninha.pro.br/rancho-flor-do-sereno

ちなみに、Flor do Abacate という有名なショーロもありますが、それも昔あったRanchoの名前で、このCDにも録音されています。アレンジはMarcilio Lopes。彼も素晴らしいアレンジャーです。

この2曲のショーロ以外はすべて歌もので、Elton Medeiros,Amélia Rabelloをはじめ、各曲にいろんなソリストが参加、コーラスもステキです。
オーケストラは、プロ・アマ入り交じった形で、レベル的にはデコボコしていますが、歌を含めてみんな素直にストレートに音を出していて、幸せ感一杯です。この「音の出し方」がリオ独特だと私は常日頃思っていて、それが大好きでやりたくてここに住んでいるわけですが、このCDを聞いてまた強くそれを感じました。

現在我が家でヘビーローテーション中の一枚です。
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by chorona | 2007-09-11 05:28

9月1日、日本祭り

9月1〜2日にかけて、フラメンゴ海岸埋め立て地にて「Festa do Japão」が行われました。
毎年開催されていると聞いてはいたんだけれど、行ったのは今年が初めて。集まった人々は予想外で、ほとんどがブラジル人(日系人ではない、という意味)。リオは日系人が少ない街、ほとんど主催側に回ってたのかも知れませんね。

a0094560_3431499.jpg和太鼓の演奏がステージでありましたが、奏者も半分以上がブラジル人。日本文化に興味を持ったブラジル人が沢山いるんですね。それに、今まで聞いたことの無かったスタイルの和太鼓でした。私は全くその道に詳しくないので何とも言えませんが、どこかあまり有名でない地方の伝統か、それともすでにブラジル化されたのか。。。。それとも私が単に無知なだけか?



a0094560_345779.jpg会場中央には盆踊りの櫓。「ひょっとして盆踊りやったりするの?」と思っていたら、炭坑節が流れてきた。浴衣を着たおばさま達が出てきて踊ってくれたらもっと良かったのにそれはなし。でも、お手本なしで踊ってる若者が居たのにはちょっとビックリしました。今の日本の盆踊りもやっぱり炭坑節?
そうそう、和太鼓のステージの待ち時間に流れていたのは「私の城下町」。ショーロを口ずさみながら会場に着いた私に、いきなりこの2曲。あまりのギャップに、なんとも表現出来ない気分。音楽のギャップもさることながら、気づかないうちに私の人生の中で流れていった、大きな時間のギャップを受け入れるのに、少々時間が掛かった気がします。

a0094560_49985.jpgそして屋台も出ている出ている。焼きそば、たこ焼き、天ぷら etc.....
この写真だけ見てたら、リオだとは思えないでしょ?たこ焼きが食べたかったのにすでに売り切れ。残念! 代わりにこれも大好物の焼きそばを買ったけど、ん・・・「焼きそばもどき」だったな。私もたまに自宅で作ってみるんだけれど、ここでは本当の麺が手に入らないから仕方ありません。縮れた乾麺焼きそば、そう、インスタント麺が堂々と日本食レストランでも出されています。たこ焼きは、すべての食材が手にはいるから絶対美味しいはず!と思ったんだけど、ほんと残念だったな〜。しかも出汁入りたこ焼きだったし。これは神戸出身のものにはとても懐かしいのです。タコ焼き器を持ってないから、こればっかりは自宅でってわけにもいかないし。そうだ、今度日本へ帰った時にタコ焼き器を買って持ってこよう!(ちなみに前回はホットプレートを持て帰ってきた。もちろんお好み焼き用)

その他にも、囲碁将棋のコーナー、マンガのコーナー、ゲームのコーナー等々、沢山の人出で賑わってました。
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by chorona | 2007-09-11 04:16

フェスティバル受付開始

第4回全国ショーロフェスティバルの受付が始まりました。受付は9月5日〜12月5日まで。
興味のある方はココを↓覗いてみてください。
http://escolaportatil.com.br/SiteFestInfo.asp
どんどん国際的になっていることをふまえて、今年から英語のページも開設されました。ポルトガル語はわかんない、と言う人にも少しは身近になったんじゃないかと思います。定員が何名か記載されてませんが、たぶん300名くらいのはず。先着順なので、行くと決めている方はお早めに。わからないことがあったら、私に遠慮無くメールを下さい。
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by chorona | 2007-09-08 00:11 | IV Festival de Choro

遂に出ました!

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Bossa nova他多くのSongbookを出版しているLumiar社から、なんとSongbookショーロ編が出ました!他のものと全く同じ体裁で、まずは解説やインタビュー、そして興味深い写真から始まり、その後に続く楽譜は、なんと97曲のショーロが掲載されています。すべて2段譜。上段にはメロディが、そして下段にはDinoのベースフレーズがコピーされています。選曲も「そんなに名曲ばかり並べて良いの?」って疑いたくなるほどの美味しさ。今まで楽譜探しに苦労していた人も、これで一挙に解決出来そうなほど。私がショーロを始めてからたった6年しか経ってないにもかかわらず、去年のジャコーの本といい、この本といい、短期間の内に便利な世の中になりました。しかも、これから第2巻、第3巻が出版されるとのこと。
編纂者は、Mario Seve,Rogerio Souza,Dininho(Dinoの息子)。実は、やっと今日購入することが出来たのですが、あまりの出来の素晴らしさに感動して、さっそくRogerioに電話したら「今フラメンゴの試合を観戦中だから、また改めて・・・」。。。。なんともお気楽な感じが、カリオカそのものです。

曲目が気になる方、出版社のサイトを覗いてみてください。全部記載されていますよ。
http://www.lumiar.com.br/

リオのショーロ事情、ますます発展しています。
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by chorona | 2007-09-02 11:34
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フルーティスト熊本尚美がリオからお届けする最新ショーロ情報


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